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越田医院内科外科ペインクリニック

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緊急往診・在宅医療

在宅医療について

日本では、高齢化社会がかなり進んできております。
高齢になれば、身体機能の低下や高齢者特有の慢性疾患により介護や医療の負担が一気に増大して来ていることも当然の結果として理解されています。
このような現実の中で、地域差はあるものの入院できる病院のベッド数は国策により徐々に減らされ、逆に専門医療を行うための評価が重視されていく事が、近い将来高齢者の入院治療などに大きく影響してくることは避けられません。また、公的な老人介護施設や老人ホームも入所基準が厳しく制限されていくだけでなく、入所待機状態にあり高齢者の行き場が無い状況になっています。
国は医療介護に関連する社会福祉政策として、今後数年以内に各自治体に対して「在宅医療を視野に入れた環境整備計画を拡充するよう」指示しており、当然ながら全国的に在宅医療の必要性は重視されていくことになります。
つまり2025年に団塊世代の方達が一斉に後期高齢期に突入することで、今の医療制度のままでは入院もできない、施設にも入れない、という医療難民が増えていくことが統計上明らかになっています。

われわれ医師もすでに在宅医療を行うように指導されており、ときに全国の開業医の6割以上が在宅医療をやらなければ今度は「在宅医療難民」が出現してくることになると危惧されています。

当院では在宅医療を行っています。

在宅医療とは高齢になり定期的に診療所や病院に通院できなくなるときや、末期癌患者が病院での治療の終了を告げられ退院勧告されたときのために自宅で医療を受ける「訪問診療」のことです。
在宅医療は24時間対応の定期的訪問診療が原則です。勿論訪問看護や訪問歯科診療、様々な介護サービスを併せてお受けになることにより、住み慣れたご自宅で充実した生活を送ることができます。御希望の方はお気軽にご相談ください。

古来人間は家で生まれ家で最期を迎えてきました。医療の進歩で今は病院で生まれ、病院で亡くなる様になりました。しかし、これからは「病院で生まれ、家で看取られる」事が一般的になっていきます。そのためには「かかりつけの医師」というホームドクターを持つことがとても大事になります。

ご高齢でもお元気な方は大勢いらっしゃいます、しかし全ての方がいずれ人間としての最期を迎えなければなりません。そのために今のうちから「かかりつけの医師」を決めておくことをおすすめします。

緊急往診について

在宅医療(訪問診療)と異なり「緊急往診」は一時的な往診です。風邪を引いたけど高熱で通院できない、そんなときに医師に自宅まで来てもらい診療を受ける事を(緊急)往診と言います。当院では随時緊急往診を受け付けています。しかし、外来診療や訪問診療のために迅速にご対応できないときがあります。まずはお電話などで患者様の症状など情報をお伝えください。